菖蒲沢はこんなところ
菖蒲沢は東伊豆でも伊豆半島南東に位置している隠れ家なダイビングリゾートスポット。
東京からもアクセスしやすく、日帰りでもダイビングを行える人気のポイントで静かな空間を楽しみたい方にはぴったりの充実した施設が菖蒲沢ダイビングセンター。広々とした更衣室やシャワールームなど特に吹き抜けとなっている休憩所では海を一望でき、コーヒーなど飲み物のサービスを楽しみながらまったりとできる。
菖蒲沢「ビーチポイント」
海の見どころ
菖蒲沢は、いくつもの入り江が入り組んでいて、潮はそれほど入ってこないため流れもない。なのに魚は多く、マクロからワイドまで幅広く楽しめる遠浅なポイント。
水深もそこまで深くなく、初心者でも気軽にバディダイビングが行える。さらに、エントリー口から水路までわかりやすいガイドロープがポイントの中央にあるので、ナビゲーションもしやすい。
浅場では透明度も良く、カジメやテングサなどの海藻類が太陽の光によって神秘的な光景を生み出している。メインの砂地やダンゴ岩、トウフ岩の周りでも多くの生物が生息していて、入り江となっているため、うねりもなくじっくりマクロ生物の観察・撮影ができる。
冬の時期になれば冬のアイドル「ダンゴウオ」が登場し、ダンゴウオを一目見ようと多くのダイバーが集結する。
BuddyDive的
おすすめコース
1. エントリーしたら沖の方向へ
エントリー口は海藻が多いが、透明度がいい。浅場を沖の方向に進んで行く。
2. 大きな根
しばらく進むと右側に大きな根が見えてきて、左側にはガイドロープのスタート地点が見えてくる。
3. ガイドロープを進んで行くとカジメ地帯へ
ガイドロープを進んで行くと、カジメ地帯が見えてくる。
4. ダンゴ岩
次にガイドロープのすぐ横に現れるのが「ダンゴ岩」。
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5. ダイヤモンドのリング
ダンゴ岩をさらに沖へとガイドロープを進むと、ダイヤモンドのリングが出てくる。ここから段々と砂地へと変わってくる。
6. 砂地を進む
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7. 少し右に曲がるので注意
8. 砂地から水路へと進む
9. 水路の入り口
10. 水路
水路には、両側に大きなカジメが群生していて生物がその間に潜む。
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11. 水路が崩れているところが行き止まり
12. 砂地地帯へ戻る
帰りは水路から出て根の上を通って砂地に戻るのもアリ。
13. ガイドロープに沿って来た道を戻って行く
14. ダンゴ岩に戻ってくる
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15. 大きな根とイソギンチャク畑
大きな根が見えて来たらスタート地点が近い。
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根にはイソギンチャク畑がある
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16. エキジット
腰の高さ位までの水深になったら、フィンを外して滑らないようにゆっくりとエキジット。
おすすめコース
ワンポイント・アドバイス
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今回紹介したコースを全て回るには、少し急ぎ足じゃないと中級者の方でもエアーが足りないかもしれない。1回で全部行かずに、2回に分けることをおすすめする。
1回で行くなら、最初に水路まで一気に行き、帰りに余った時間を利用してダンゴ岩付近で生物を探す方が効率がいい。水路までの砂地は15mもあるので、水底ベッタリで水深を落として移動しているとエアーの消費が早くなるので注意が必要だ。
個人的には光の入る浅場で、カジメなどの海藻をワイドで撮影するのが楽しかった。
ところどころにマクロもいるので、充実した楽しい伊豆らしいダイビングができて満足だ。
(撮影/関戸紀倫)

