稲取はこんなところ
温泉、金目鯛、つるし飾り雛などで、全国的にも有名な温泉地、稲取。
車だと、東京から東名高速、国道135号を通って約3時間、賑やかな温泉街を通り抜けた奥に稲取マリンスポーツセンターがある。ここを拠点に、目の前の海に潜ることになる。
20m×8mのダイビングプールなどもあり、施設はとても充実している。
日帰りももちろん可能だが、のんびり温泉宿で一泊というのもいいだろう。
フィッシュウォッチングで楽しむ! 稲取「藤三」
海の見どころ
ダイビング施設の目の前が海という恵まれた環境で潜るので、体力的にも楽である。
海は穏やかで、水深も浅いのでストレスなく潜れる。
水中にはガイドロープやブイがあるので、ナビゲーションもしやすく、初めてのバディダイビングで不安な方は、この海で練習をしてみるのもいいだろう。
水中は白い砂浜が広がる場所もあり、泳いでいてとても気持ちがいい。生物も多く、高確率で見られるカメやネコザメなどの大物と遭遇したり、クマノミやウミウシなどのマクロ生物にも会えるので、フォト派の方にもおすすめだ。
BuddyDive的
おすすめコース
1.エントリーしてゴロタを進む
エントリーして、ゴロタをまっすぐ進もう。ガイドロープがあるので安心だ。
2.「1」のブイを確認
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3.さらに進み「2」のブイを確認
ここから左に進むとガイドロープはないが、ナビゲーション練習用の「8」のブイがある。
今回はこのまままっすぐ進もう。
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4.「3」のブイを通過
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5.「5」のブイを右に曲がる
「5」のブイを確認したら、ガイドロープに沿って右に曲がろう。
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6.「7」のブイを曲がり、「6」のブイを確認
「7」のブイを曲がり、ガイドローブを進むと、次は「6」のブイが確認できる。
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7.「6」のブイを右に曲がると、メインのガイドロープに戻る
「6」のブイをガイドロープ沿いに右へ。すると、最初に通ったメインのガイドロープが現れるので、そのまま陸へ戻っていこう。
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おすすめコース
ワンポイント・アドバイス
稲取は水深も浅く、流れもなく、水中も白砂のため明るい。そのため、ストレスが少なく潜れるのがまず良い。
ガイドロープがしっかりあるので、迷子になることもない。便利なのが水中のブイだ。
番号が書いてあるので、自分が今どこにいるかをしっかり把握できるし、コース計画も立てやすい。
コンパスナビゲーションエリアがあったり、中性浮力が練習できるエリアもあるので、スキルアップしたいバディと一緒に潜るのもいいだろう。
生物は探すといろいろな種類に出会える。
ぜひ、ウミガメや、冬に多く登場するネコザメに会いにいってほしい。
それぞれエリアが違うので、スタッフに確認してみよう。
注意したいのが、底揺れ。
水深が浅い分、ウネリが入ると結構揺れるので、海況情報をしっかりチェックしてから行こう。
(撮影/むらいさち)

